稚内から宗谷岬へ　バスの行き方と注意点は？冬でもバスはあるの？年末年始は？

北海道のてっぺんに位置する稚内市は日本最北端の街で、1度は訪れてみたいと思っている方も多い場所だと思います。

そこで今回は、稚内市から最北端の宗谷岬までの道のりについて紹介していきます。

稚内市は田舎なのでバスの本数もそれほど多くないので、訪れる際のポイントや注意点もまとめておきますね。

稚内市街から宗谷岬までの行き方は？

JR稚内駅から宗谷岬までは約31㎞あり、稚内空港から宗谷岬までは約26㎞あります。

1本道なので、時間にすると約30～40分と言ったところでしょうか。

移動手段は、バス・タクシー・レンタカーのいずれかになると思いますが、バス移動の場合は運行本数が多くないので事前に確認が必要です。

JR稚内駅と稚内空港の近くには各レンタカー会社がありますし、タクシーも停車しているのですぐに利用できると思いますが、事前に確認して予約しておく方が安心かと思います。

では、宗谷岬を目指す方の中で1番利用者の多い「バス」について乗り方などをまとめておきますね。

バスは【宗谷バス】が運行する「天北宗谷岬線」に乗ります。宗谷バス以外のバス会社はないので安心して下さい（笑）

季節によって運行本数が違う事もあるみたいですが、平成29年3月の時点での情報を載せておきたいと思います。

JR稚内駅から乗車する場合

JR稚内駅から宗谷岬を目指す場合は、駅前バスターミナル発1番乗り場の「浜頓別・音威子府方面行き」に乗車します。

行き先が宗谷岬行きになっていないので、注意して下さいね。

1日の運行本数は7本となっていますので、乗り遅れに気を付けましょう。

具体的な発車時間は以下の通りです。

上記の時間のバスに乗り、バス停「宗谷岬」で下車します。宗谷岬は終点ではありませんのでご注意下さい。
また、運行本数は少ないものの、冬でも運行はしていますので大丈夫です。

ちなみに帰りは、バス停「宗谷岬」から「稚内方面行き」のバスに乗車し、駅前ターミナルで下車します。
帰りのバスも1日7本の運行となっています。時間も載せておきますね。

料金は大人1人1,390円となっていますが、駅前ターミナル窓口にてお得に乗る事ができる記念乗車券（往復2,500円）の販売も行われていますので是非ご利用下さいね。

稚内空港から宗谷岬へ

稚内空港から宗谷岬へ向かう場合は、季節運行バスを利用します。

このバスは夏期のみの運行となりますが、稚内空港から宗谷岬を経由してJR稚内駅（駅前ターミナル）へ向かうバスです。

運賃は2,000円で予約は不要、1日1便のみの運行となり宗谷岬での滞在は1時間と決まっていますので、乗り遅れに注意して下さい。

冬に宗谷岬を目指す場合、バスの運行はある？年末年始は？

上記で紹介した通り、夏でもバスの運行本数は多くないので、宗谷岬に到着すると帰りのバスまで2～3時間あるかと思います。

じっくり散策する時間がありますので、宗谷岬を満喫して下さい。

宗谷岬を訪れる観光客が1番多い時期は夏ですが、バス停「宗谷岬」に停車する天北宗谷線は年中運行しているので、冬に訪れてもバスで宗谷岬を目指す事ができます。

ですが、宗谷岬付近のお店は夏期のみの営業となっている事が多く、宗谷岬を上から望む事ができる高台も冬期通行止めとなっています。
「宗谷岬まで行ったのは良いけど時間を潰す場所がない…」という事になり兼ねませんので、冬に宗谷岬を訪れる際はご注意下さいね。

また、年末年始でもバスは運行していて、初日の出を宗谷岬から見ようと訪れる観光客の方もいます。

宗谷岬では、元旦に【初日の出inてっぺん】というイベントが企画され開催されています。

このイベントに参加する場合は、市内バスを利用するよりも、時期が近づくと発表されるツアーバスを利用した方が、バスで寒さもしのげるのでオススメです。

宗谷岬までは1本道の海岸線を通って行きますが、天候の悪化などによって急遽運行がストップする事もよくあります。天気が荒れない事を神様に願いながら訪れて下さいね^^

画像で知る宗谷岬

稚内から宗谷岬までの道のりの様子

宗谷岬で夏しか営業していない人気のラーメン屋さん
時間によっては外まで並んでいる事もあります

バス停横のお店で、ここで「最北端証明書」を発行して貰う事ができます

まとめ

稚内から宗谷岬へ、バスで訪れる際の注意点などについてお伝えしました。

冬と夏ではかなり事情が違いますので、気を付けてくださいね。

年末年始を宗谷岬で過ごす方にも参考になれば嬉しいです。