宗谷岬で年越しイベントに参加しよう!キャンプと車中泊について

水平線の向こうから朝日が昇っている光景
北海道の最北端、稚内市では毎年【初日の出inてっぺん】というイベントが開催されているのをご存知でしょうか。

どんなイベントなのか簡単に言ってしまうと「元旦に日本最北端の宗谷岬で初日の出を見よう!」というイベントです。

来場者数はそこまで多くありませんが、花火が上がったりTVやラジオの中継があったりと、真冬のイベントに関わらず賑わいを見せています。

このイベントに合わせてバイクで宗谷岬を目指したり、キャンプをしながら初日の出を待つ強者も少なくありません。

そこで、ここでは宗谷岬で年越しをする人のために耳寄りな情報をまとめたいと思います。

宗谷岬の年越しイベント

この「初日の出inてっぺん」というイベントは日本最北端で初日の出を見ようと企画され、昭和63年(1988年)の元旦から開催されています。

開催概要は例年大きな変更がありませんので、参考までに以下にまとめておきますね。

初日の出inてっぺん 開催概要
開催日時:毎年1月1日 元旦5:30~
開催場所:稚内市宗谷岬(最北端の地の碑周辺)

<開催スケジュール>
5:30 かがり火点火
6:15 花火打ち上げ
6:25 稚内市長挨拶
6:35 記念品の配布(先着1,000名限定)
7:12 ご来光
8:00 初日の出inてっぺん終了

アクセス:JR稚内駅より車で約40分 ※無料駐車場あり

<問い合わせ先>
稚内観光活性化促進協議会(稚内観光協会内)、稚内市建設産業部観光交流課
TEL→0162-24-1216 または 0162-23-6468

公式URL:http://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kanko/event/hatuhinode.html

宗谷岬で年越しをすると言っても、風はかなり強いですし寒さも厳しいため、のんびりキャンプ…という事にはならないかと思います。

そこで、宗谷岬で年越しするための移動手段や宿泊手段についてまとめたいと思います。


宗谷岬で年越しキャンプ!

積雪の夜にテントを張ってキャンプをしている様子
真冬にキャンプなんて自殺行為なんじゃ…と稚内市民は心配していますが、元旦の稚内市は確実に雪が積もっているので、除雪の妨げにならない場所にテントを張っている人が多い印象です。

年末からテントを見かける場所を、以下にまとめますね。

  • 宗谷岬
大晦日当日は例年約60~70ほどのテントが張られていますので、良い場所を取りたい場合は早めに行くべきでしょう。

風が強いので、テントが飛ばされない対策と防寒対策はしっかり行って下さい。

  • 防波堤ドーム
屋外ですが風や雪を遮れるため、ドーム内にテントを張っている人を結構見かけます。
テントを張るには許可が必要かもしれませんので、事前に確認しておきましょう。

防波堤ドームから宗谷岬まで30㎞ほどありますので、移動時間を計算に入れて下さいね。

  • みどり湯
年越しに宗谷岬を訪れるライダーに人気のスポット。
銭湯の敷地にテントを張れるため、寒い思いをしなくても済みますね。

宗谷岬での年越しを車中泊で

白いキャンピングカーを横から見ている様子
車で寝泊まりする場合は、除雪や通行の妨げにならない場所に車を停めましょう。

いくつか紹介しますね。

  • JR稚内駅(キタカラ)
近くにトイレがあり駐車場も広いので、自家用車やキャンピングカーで車中泊をしている人が結構います。

キタカラ内には映画館や物産店が入っていますし、周辺には美味しいラーメン屋さんもあるので、毎年かなりの台数が停まっています。

  • 宗谷岬
無料駐車場はありますが、時間によって混雑が予想されますので、場所を確保する場合は早めの行動が良いと思います。
  • コンビニ
全てのコンビニという訳ではありませんが、直接店舗に確認すると好意でコンビニの駐車場に車を停めさせてくれるところもあります。

まとめ

参考になりましたでしょうか。

キャンプや車中泊以外にホテルに宿泊する方法もありますし、バスツアーを利用する方法もあります。どちらも予約が必要となりますので、計画を立てた時点で早めの予約をするようにして下さいね。

また、初日の出が拝めるかどうかは天候次第ですし、風が強く冷たいので防寒対策はこれでもか!というくらいしてから行きましょう。

バイクで訪れる際は十分気を付けて下さいね。ちなみに稚内市民には【年越しライダー】と呼ばれていますよ。

万が一故障した時に備えて有志のサポーターも来てくれているようなので、安心して訪れて下さい。

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