PL花火の混雑は？ナイアガラは？遠くから見るとしたら？

大阪府の南東部に位置する、富田林市。

ここで、毎年８月１日に開催される「PL花火」は、関西屈指の大規模花火大会として、大勢のお客さんが花火を見に来られます。

PL花火とは、パーフェクト・リバティー教団の祭礼です。

花火大会は夏の風物詩として捉えられますが、PL花火は「PL教の行事の一つ」です。

人口１２万人の、のどかな田舎とも言える富田林市ですが、花火大会当日はとんでもなく混雑します。

最寄駅の「南海高野線　金剛駅」「近鉄長野線　富田林駅」周辺にはビジネスホテルなどはなく、泊まりで来る人は市内の知人の家に泊まるほか、電車で宿泊先まで移動しなければなりません。

また、交通規制が行われるため、遅い時間になると車道が通行止めとなる地域があり、バスやタクシーは使えませんので、注意が必要です。

駅からバスやタクシーを利用して市内を移動されたい方は、夕方までには駅に到着することをお勧めします。

出店が並ぶ地区までは、最寄駅から徒歩で30分ほど掛かります。

真夏の暑い時期にこの距離を歩くのは大変ですが、程よい田舎の雰囲気を楽しみながら、のんびり歩いてくださいね。

そこらじゅうにコンビニがあるような場所ではないので、駅のコンビニなどで冷たい飲み物を購入しておくと良いと思います。

先ほど書きました「出店が並ぶ地区」は、イオンの近くとなっております。

PL花火の目玉の一つである「ナイアガラの滝」は、低空のほうに上がるので、この地区くらいの近さでないと見えないです。

また、近年は住宅が建ったりお店ができたりと、街並みがだんだん変わってきている地域です。

近隣住民の迷惑にならない程度に、ナイアガラの滝が見えるスポットを探してみてくださいね。

場所がよければ、住宅の間から見えることもありますよ。

富田林市やその周辺の市町村は比較的高い建物が少ないため、少し離れた場所からでも花火が見えます。

大阪市阿倍野区にあります「あべのハルカス」は、場所によっては富田林からも小さく見ることができます。

よって、あべのハルカスの展望台からも、PL花火が小さく見えることが考えられます。

このように、遠くから見る花火を楽しむことが出来るのは、あまり高い建物がない、程よい田舎さのある富田林だからかもしれませんね。

富田林市が、１年で最も盛り上がる日といえる８月１日の花火大会。

２万発の圧巻の打ち上げ花火を、のどかな環境で楽しむ、夏の贅沢をぜひ味わってみてください。