一日市盆踊りの時間は何時?仮装もOK?会場はどこ?

祭りの衣装を着て盆踊りを踊る男性の様子
毛馬内の盆踊り、西馬音内の盆踊りと合わせて秋田県の三大盆踊りの一つになっているのが「一日市(ひといち)盆踊り」です。

秋田県の無形文化財に指定されています。

一日市盆踊りの時間は?

毎年8月18日から20日までの3日間、20時(子ども盆踊りは19時半)から22時まで、町の中心である一日市商店街で踊りつくします。

起源については、詳細は明らかにされていませんが、三浦兵庫頭盛永(みうらひょうごのかみもりなが)が八郎潟一帯を治めていた頃から踊られていたとされ、1662年頃から現在の形になったと伝えられています。

現在は「でんでんづく踊り」「きたさか踊り」「三勝踊り」の3つの踊りが伝承されており、太鼓や笛の演奏に合わせて町のメイン道路上を長ーい楕円形になって踊ります。

「でんでんづく踊り」と「きたさか踊り」はテンポの良い明るい感じの踊りで、手足を左右にプラッと投げ出したり、両手を前に出してから内側に回転させたり、手拍子をしたりと動きはだいたい同じです。

実は歌の歌詞も同じなのですが、テンポが違うと異なった歌のように聞こえます。

「三勝踊り」はガラッとスローテンポに変わります。

手指のしなやかさが美しく感じられる踊りです。

一日市盆踊りは「見る踊り」ではなく、「踊る踊り」です。

「でんでんづく踊り」と「きたさか踊り」は輪の中心を向いて踊るので、輪の中に入ってしまえば、正面の人の踊りを見てすぐに覚えることができると思います。

しかし、「三勝踊り」は進行方向を向いて踊るので、他の人の動きを見るのが少し難しいと思われます。

最近では盆踊り当日に講習会を開いているので、町外の方でもすぐに踊れるようになるそうです。

一日市盆踊りは仮装も風物詩

一日市盆踊りは浴衣だけでなく、仮装しての参加も可能です。

個人でも団体でもノミネートでき、歌や踊り、仮装の審査があります。

子どもの仮装は、町内会や小・中学校の部活単位で参加しているところも多く、子どもたちの元気な声が響きます。

大人の部は町内会で参加していることが多く、大人数で衣装を合わせた迫力の踊りを目の当たりにすることができます。

盆踊り会場の近くには企業や地元の飲食店の屋台が並び、子連れでも楽しめるし、大人もおいしいお酒を堪能できます。

町を離れた人も、この日に合わせて帰省して同級会を行っている人たちもおり、とても賑やかです。

子どもを連れて帰省する人も多く、私も小さい時から子どもと一緒に参加しています。

一日市盆踊りの会場は?

人々が行きかう商店街の様子
会場はJR奥羽本線八郎潟駅から徒歩7分ほどの一日市商店街です。

秋田県道219号三倉鼻五城目線を通行止めにして行われます。

電車を降りたら、太鼓と笛の音色が聞こえてくるかもしれません。

まとめ

うちわを持った浴衣姿の若い女性2人
外国の方も浴衣で参加したりしています。

踊ってこその一日市盆踊りです。

ぜひあなたも踊りに来てみてはいかがですか。

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