鯖缶てどんな栄養があるの?汁まで利用?美味しい食べ方は?
鯖缶のアレンジが美味しくて栄養たっぷりということで、テレビやネットで話題になっていますね。
いままで鯖缶になじみがなかった人も、スーパーで鯖缶を見ると気になるのではないでしょうか。
今日はそんな鯖缶初心者さんにむけて、鯖缶の栄養と汁の利用方法、美味しい食べ方についてご紹介します。
鯖缶にチャレンジする前にチェックしておけば、鯖缶を何倍も活用できること間違いなしですよ。
鯖缶てどんな栄養があるの?
鯖缶が注目されるきっかけとなった栄養、それがDHA/EPAです。
DHAのことを「頭がよくなるやつ」と記憶している人も多いのではないでしょうか。
そうです、それです。
鯖缶にはそのDHAがたくさん含まれています。
DHAというのは青魚に含まれているんですが、熱や脂に弱いので料理すると失われてしまうことが多いんですね。光や酸素にも弱く酸化してしまうんです。
ところが鯖缶は缶詰の中に鯖を丸ごと詰めているので、光にも当たらないし酸化もしにくいので、DHAを丸ごと摂ることが出来るんですよ。
缶詰って、なんとなく体に悪そうとか栄養がなさそうとかネガティブなイメージがあるんですが、鯖缶は全然そんなことはありません!
むしろ、DHAを確実にたっぷり摂れるのが鯖缶なんですね。
しかも、DHAの効果は頭がよくなるだけじゃないんです。
頭がよくなるというか、脳を活性化してくれるという表現が正しいです。
他にも次のような効果が期待できますよ。
- 記憶力アップ
- IQアップ
- 血液サラサラ
- 血管をしなやかでやわらかにする
- 脳を活性化して認知症の予防改善
- 中性脂肪、コレステロールを下げる
- ストレス、うつの改善
- アレルギーの改善
すごいですよね!こんなに沢山の素晴らしい効果が期待できるんです。
さらにビタミンも豊富です。
- ビタミンB12
- ビタミンB6
- ビタミンB2
- ビタミンB1
- ビタミンD
- ナイアシン
ビタミンB12は赤血球を作ってくれます。貧血の予防や改善にもつながりますので、女性にとっては嬉しいことだらけ。
カロリーも、100グラム120~150キロカロリー程度です。
これはもう食べるっきゃないですよ!
鯖缶は汁まで利用するべき?
鯖缶を実際に買ってきて調理するとき、缶に残った汁を捨ててしまう人も多いと思うんですが、じつはこれ、すごくもったいないことをしてるんです!
鯖缶の汁にもたっぷりの栄養が含まれているんですよ。
ビタミンBは水溶性のものが多いので、汁まで丸ごと使えるレシピで食べ切るのがおすすめです。
ちなみに、ビタミンBは血行促進や免疫の向上を促してくれるので、冬場の感染症予防にももってこいなんです。
鯖の水煮を汁までしっかりいただくには、スープが食べやすくておすすめですよ。
鯖缶の美味しい食べ方は?
鯖缶の美味しい食べ方、気になりますよね!
- トマトスープ
トマト缶と鯖缶とコンソメがあれば、簡単にスープが出来ちゃいます。
身の部分はサンドイッチにしても美味しいです。
わたしは大根と一緒に煮るのが好きですね。
- 炊き込みご飯
油揚げや青菜などお好みの具材と鯖缶の汁を入れて炊飯器で炊くだけという、これまたお手軽なレシピです。
生姜の千切りを加えると、魚臭さがなくなっておススメです。
- パスタ
それがパスタです!
汁でソースを作りますが、味付けは醤油やみそが合います。キノコを入れても美味しいですよ。
パスタにしっかり絡めてお召し上がりください。
- ハンバーグ
ひき肉の代わりに鯖でハンバーグを作り、ソースに汁を使うのです。
ポン酢と片栗粉で火を通すと、美味しい和風ハンバーグソースになります。
ぜひお試しください。
まとめ
鯖缶の栄養から汁の活用法、美味しい食べ方までご紹介をしました。
さっそく、鯖缶を使ってみたくなったのではないでしょうか!
お子さんにも食べさせてあげたいですよね。
認知症予防や動脈硬化予防として、お年寄りにもおすすめです。
ぜひ、鯖缶の料理にチャレンジしてみてくださいね。