桃の節句の花はやっぱり桃の花?意味は?花言葉は?
桃の節句のお祝いに飾るお花には、どんな決まりがあるのでしょうか。
桃の節句に飾る定番のお花と、それぞれの意味や花言葉についてご紹介します。
桃の節句の花は何を飾るの?
桃の節句の花で思い浮かぶのは、桃の花ですよね。
桃の花以外にもありますので、ご紹介しますね。
- 橘(たちばな)
- 菜の花
- 桜
これらがよく使われる花材です。
アレンジメントにもよく使われていますし、お雛様の脇に桃の花を飾ったりしますよね。
桃の花は、梅のようにも桜のようにも見えるかもしれませんが、梅が咲き終わった後に咲き始めるのが桃の花なんです。
ひな祭りの日は3月3日ですが「上巳の日」と言って、もともとは中国の陰暦に起源をさかのぼります。
現代の暦に直すと3月末から4月中旬にあたり、ちょうど桃の花が咲くころなので、上巳の日は桃の節句と呼ばれるようになりました。
桃の花の意味は?
桃の花を飾るのは意味があります。
魔除け厄除け、長寿の意味を込めて飾ると考えられていますよ。
女の子の健やかな成長に願い込めて、桃の花を飾るのです。
桃の花には、その不思議な力によって人々が救われたという伝説が数多く残されています。
生命力の象徴とも言えるような、神秘的なパワーが桃の花に宿っていると考えられているのです。
橘も桃の節句の定番のお花です。
橘を飾る意味は、不老長寿の祈願です。
おひなさまの両サイドに橘と桜を飾りますよね。
橘も桜も、魔除けの力があると考えられており、どちらも女の子健やかな成長を祈って邪気払いとして飾ります。
どちらも、桃の節句には欠かせないお花となっています。
桃の節句の花言葉は?
最後に花言葉をご紹介しましょう。
- 桃の花の花言葉
・天下無敵
・チャーミング
・気立ての良さ
・わたしはあなたのとりこ
- 橘の花言葉
・追憶
- 桜の花言葉
・精神の美
・優美な女性
- 菜の花の花言葉
・快活
・明るさ
桃の花の花言葉は天下無敵となっており、とても力強いですね。
昔は、幼少のうちに病気で子どもが亡くなってしまうこともありました。
元気で無事に過ごせますようにという思いを込めて、桃の花を飾っていたのでしょうね。
まとめ
桃の節句の花についてお伝えしました。
花の意味を知ることで、花を飾る行為にもいっそうの趣きを感じられるものだと思います。
参考になれば幸いです。